省エネ住宅ってよく聞くけど・・・?

皆さんは、「省エネ住宅」という言葉を聞いたことがありますか?
耳にしたことはあっても、内容をよく知らない、という人も多いのではないでしょうか。「省エネ住宅」とは、気密性や断熱性を高めた住宅で、また効率の良い設備機器を取り入れて、住宅が長持ちするように考えられたものを言います。
省エネ住宅であれば、そこに住む私たちは健康で快適に暮らせますし、さらに経済的にも大きなメリットがあり、近年のエコブームでは、非常に注目度が高くなってきているのです。
また、省エネ住宅が関心を集めているのには、単なるエコブームだけが理由ではありません。地球の温暖化など、環境問題も大きく関わっているといえます。地球温暖化の原因のひとつとして、二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガスの排出量が年々増加しているということも挙げられます。日本の二酸化炭素排出量は少ないと思っている人もいるようですが、実際は、アメリカ、中国、ロシアに次いで4番目に多く、一人あたりの二酸化炭素排出量も、世界平均の2.4倍と言われているのです。

去年のシンポジウムにて、二酸化炭素を2020年までに1990年比で25%、2005年比で33.3%削減して地球温暖化を防ぐ、といったことで、鳩山総理が世界から注目を受けましたが、この日本の二酸化炭素排出量の約13%は、なんと住宅から出ています!
つまり、地球温暖化に歯止めをかけようとするのなら、私たちの住宅から出る二酸化炭素を減らしてやるという方法も、非常に大切なことなんです。省エネ住宅を考えることは、地球環境を考えることだといっても過言ではないのですね。

省エネ住宅とはなんですか?

近年、よく耳にするようになった「省エネ住宅」。「省エネルギー住宅」とも言いますね。省エネ住宅とは一体どのようなものを指すのでしょうか。

私たちが住宅で暮らすときには、色々なエネルギーを使用しています。
例えば、冷暖房や給湯、炊事にもエネルギーは使いますし、冷蔵庫やテレビ、パソコン等の家電製品など、色々なエネルギーを利用して使っています。
そういった中でも、最も大きなエネルギーになると言われているのが、冷暖房と給湯のためのエネルギーで、私たちの生活で利用するエネルギーの大半を占めています。

これらのエネルギーの消費量を抑えることで、地球温暖化防止をしようと、国が定めた新しい基準である「次世代省エネルギー基準」に適うような、少ないエネルギーで快適に暮らすことのできる住宅が、一般的に「省エネ住宅」と呼ばれるようになったのです。

国土交通省では、エネルギー消費量を少なくするために、省エネ法によって基準を定めており、この省エネ法は2回、大きく改正されています。1度目は1998年で、これにより自動車や電気製品において、最も優れた製品の消費効率を省エネ基準とすることが決められました。
また、2回目は2005年で、以前は省エネルギー基準の対象は電気冷蔵庫、エアコン、自動車の3品だけでしたが、現在では20品以上の品目に拡がっています。
もちろん、省エネ住宅もその対象です。環境にも優しく、また住む人にも負担の少ない住宅が増えるように、国をあげて省エネ住宅の普及に取り組んでいるのです。

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